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【観たこれ】聯合艦隊司令長官 山本五十六 -水まんじゅうを食べたひ-

チケット購入窓口で
「『聯合艦隊司令長官 山本五十六・・・』のチケットを2枚下さい」と言うべきか
「『山本五十六』のチケットを2枚下さい」と言うべきか
そんな悩みをのっけから提供してくれた作品。

『聯合艦隊司令長官』なんて言葉を口にするとむず痒い感じするし、
『山本五十六』って呼び捨てにするのも申し訳ない気がするし。


さて、歴史好きとして気になった点があります。

◯描く期間が長い

昭和12年頃~昭和20年頃という非常に長く濃い時期を全て描こうとしている。
この時期の出来事を2時間程度で描こうとすれば、どうしても教科書的になってしまう。
つまり、事件・登場人物・事件の原因を描くだけになってしまう。
これだと映画化する必要がないと思うのです。NHKの特番で充分だろうと。
「誰よりも、開戦に反対した男がいた」とサブタイトルをつけているんだから、
山本五十六がこのように考えるに至った背景をしっかり描けば良かったのに・・・と思うのです。

◯主役級の役者が多く出演している
主演は役所広司。
脇を固めるのが、香川照之、玉木宏、柳葉敏郎、吉田栄作、椎名桔平、五十嵐隼士、原田美枝子、
瀬戸朝香など。 →映画.comのサイト
それ以外にも沢山出演していて、満遍なくストーリー内に配置しようとしているのがミエミエ。
だからなのか、史実に反して架空の人物なんかも登場することに。。
事実と架空が混在していると、この時代の知識がない人を混乱させると思う。


というのが、僕が特に気になった箇所です。

歴史って超有名人(この映画でいうと将校レベルかな)だけが作るのではなくて、
実はその回りにいる名も無き何万人もの将兵・一般人が創り上げる部分がとても大きいと思うのです。
普段は誰も気にもとめないからこそ、映画でそこにスポットを当てると良い作品に仕上がると思うな。

理想はNHKがやっていたタイムスクープハンター
この番組が好きな人、僕の周りにはすごく多いです。


とは言え、この映画をキッカケに山本五十六とその周辺人物や周辺で起きた出来事に興味を持ち、
結果として歴史を学ぶことに興味を持つ人が出てくるとすれば、それなりの意味があるのかな。

ストーリーと関係なく気になったのは山本五十六が「モノを食べる」シーンが多いこと。
特に気になったのが水まんじゅう

和三盆糖をかけてウマそうに食べてます。
マジでウマそうでした。
出身地の長岡ゆかりお菓子らしく、
映画に水まんじゅうが登場することが新潟日報の記事にもなってました。

あとはお茶漬けやら、干し柿やら、その他にも色々と美味そうに食べてました。
これは空腹で見ると辛いだろう。。。

ちなみに原作本は言わずと知れた半藤一利さんの書いた山本五十六。
→楽天ブックスへ【送料無料】聯合艦隊司令長官山本五十六
ただ、話の筋をしっかり把握するなら同じ半藤一利さんの著作の中でも、オススメは


国内政治状況や軍の性格、国際情勢も含めて総合的に理解できるかと。


山本五十六と言えば思い出すのが防衛省見学ツアーに行ったこと。
見学は職員の案内で行われるのだけど、とある写真を解説する時に、
若い女性職員が「山本五十六『大将』が・・・」と言ったのだけど、
それを聞いたベテラン男性職員が「山本さんは『大将』じゃなくて『元帥』ね」と訂正したのです。
こういうことは省内でも大切にされてるんだなぁと思ったのと、
元帥級の軍人も「山本『さん』」と『さん』付けて呼んでるんだ-という小さな感動。
防衛省見学ツアーの詳細はこちらのサイトからどうぞ。事前予約必要です!

IMG_0510 IMG_0514

左が東京裁判で使われた法廷を移築したもの。
右が旧陸軍省の建物を移築したものだっけかな。

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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

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