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憲法九条を世界遺産に(太田光・中沢新一)

実に、日本国憲法とは、一瞬の奇蹟であった。それは無邪気なまでに理想社会の具現を目指したアメリカ人と、敗戦からようやく立ち上がり二度と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との、奇蹟の合作というべきものだったのだ。しかし今、日本国憲法、特に九条は次第にその輝きを奪われつつあるように見える。この奇蹟をいかにして遺すべきか、いかにして次世代に伝えていくべきか。お笑い芸人の意地にかけて、芸の中でそれを表現しようとする太田と、その方法論を歴史から引き出そうとする中沢の、稀に見る熱い対論。宮沢賢治を手がかりに交わされた二人の議論の行き着く先は…。



個人的には憲法改正について議論してもよいのではないかと思ってます。
50年以上も前に作られた憲法が一度も改正されずにいるのは
あまりにも実態とかけ離れているし。

「憲法」を守ることに固執し、
結果として「国民」「国家」が不幸せになり崩壊するようなことがあれば
それこそ異常な状態だと思うからです。

「憲法」は国家と国民との間の契約であり、
その契約は国民が安心して暮らすためのものであるべきだと思っています。

で、常に問題になる憲法改正問題。
憲法、特に「9条」を守ることに固執することの意味は、
上記のような個人的考えから全く理解できなかった。

けど、今回のこの著書で少し理解できた気がしました。
「9条」があることで常に「憲法からの問いかけ」がある。
これは重要なことだと思います。

人の貢献が必要なのか、なぜお金の貢献ではだめなのか。
こういう議論・思考が出来るのも「9条」があるからであって、
いわゆる「普通の国」だったら思考停止状態になっていたことは想像に難くないです。

深い思想や哲学がないままに「普通の国」になりたい。
そんな理由で憲法改正をするのは確かにもったいないし、
日本人がそれをするのは非常に危険だと思います。
(小泉政治や今回の政権交代を観ていて、なんとなくそう感じます)

けど、けど、だからと言って憲法改正について議論することも許されない
そんな世の中はやっぱりおかしいと思うんだよな。

事業仕分けもいいけど、
こういう国家の根本となるものについて公開討論をしてみるのはどうなんだろう。

太田さんはやっぱすげーわ    ★★★★★
憲法改正反対!とまでは思わない ★★★★☆
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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